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休眠口座トピックス(ブログ記事一覧)

10月18日ピックアップブログ

休眠預金を活かして日本の新しい未来を創造するための意見交換会in岡山、昨日開催しました。

第2回の全国キャラバンがここからスタートです。休眠預金活用議員連盟の幹事の谷合参議院議員と国民会議の鵜尾日本ファンドレイジンク協会代表理事が、法案や背景などを説明した上で、意見交換を行いました。

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コメンテイタートークとして日本のNPOバンクの草分け的存在でありNPOバンク連の創設者でもある未来バンク事業組合理事長の田中優さん、岡山のコミュニティ財団代表であるみんなでつくる財団おかやまの代表の石田さん、児童養護に取り組むこどもシェルターモモの西崎さん、地域づくりに取り組むENNOVA OKAYAMの石井事務局長、岡山NPOセンターの石原専務理事のみなさんから、地域で何が課題になっているのか、休眠預金がどのように地域に変化を産み出す可能性があるのか、どんなことに注意しないといけないのかなどについてご意見をいただき、会場ともディスカッションしました。自治体の方やメディアの方、広島、山口、鳥取の中間支援組織の代表者もご参加いただき、終了後も含め夜遅くまで活発な意見交換ができました。最後には皆さんお一人お一人からもご意見を書いていただきました

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ご意見のなかでは、児童養護の、現場で行政の、縦割りの狭間に落ちている問題の存在や、養護施設のこどもたちが立ち直ることで将来、しっかり税金を払う人になれば国にとってもいいことなのに、そこが理解されていない。ここを実証することができるモデルを産み出したい。という声や、

貧困世帯の支援は収入向上支援だけではなく、支出を抑える支援をすることでも効果的であり、この資金が活かせると、例えば一回の太陽光温水器設置をNPOバンクで支援して継続的に貧困世帯の支出を減らすといったことも多くの貧困層にできるかもしれない。それは持続性のある生き方でもあると。この休眠預金活用という機会に私たちが新しい未来を発想することが重要であるというお話もいただきました。

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コミュニティ財団からは、この、資金に地元の個人法人寄付のマッチングを絡ませるなど、地域のアイデアで多様にいかせるようにしてほしいというご意見もいただきました。

谷合議員からもひとつひとつのご意見に丁寧にお答えいただき、「国会の委員会質疑を通じても皆さんのご意見を反映していきたい」と締めくくっていただきました。

この場でいただいたコメント、要望は全てまとめて議員連盟の皆さんにお届けさせていただきます


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10月12日ピックアップブログ

社会課題解決のための、休眠預金活用の早期実現を求め、要望書を国会議員の方々に渡しました(駒崎弘樹ブログ)

休眠口座国民会議の呼びかけ人でもある、NPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹氏が、自身のブログに要望書を議員連盟に提出した記事を掲載しましたので共有いたします。
なお、要望書の全文はこちらの記事からダウンロードして頂けます。

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僕が呼びかけ人の1人となっている「休眠口座国民会議」の一員として、超党派の休眠預金活用推進議員連盟の方々(古川元久議員・山本ともひろ議員・坂井学議員)に要望書を提出しました。

この要望書は、同じく呼びかけ人の鵜尾雅隆氏が全国でシンポジウムを開き、NPO・非営利セクターの人々と対話し、そこで頂いた意見や要望が盛り込まれたものとなっています。

そして要望書では、休眠預金活用の早期実現を求めると共に、「ここは外さないで」という大切なポイントを記しました。

11月末まで開催されている臨時国会での法案提出を、休眠口座国民会議一同、強く願っています。
そして休眠預金が社会課題の解決に資するように活用されていくよう、超党派議連の皆さんの動きをサポートしていきたいと思います。

★10年間使われないと、銀行口座は「休眠口座」になります。そこにある休眠預金は毎年800億円生まれ、銀行の雑収入になります。これを、いつでも返還に応じるよう権利を保護しながら、永久に休眠する一部資金を、社会的に厳しい環境に置かれた人々のサポートや、社会課題の解決にために使っていこう、というアイディアを仲間と共に推進しています。(続きを読む)

5月23日ブログ

日本の社会投資の動きを進めていく 「休眠預金活用推進議連 創設記念フォーラム ~休眠預金が創造する新たな共助社会~」

先日のシンポジウムに関する記事が掲載されましたので紹介します!
かなり正確にパネリストの発言を記録してくださっているので都合がつかずお越しいただけなかった方は、ぜひご一読ください。

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眠預金活用推進議連 創設記念フォーラム ~休眠預金が創造する新たな共助社会~に参加してきました。

休眠口座をお金を社会的に使っていこうという動きは「休眠預金活用推進議員連盟」が発足し、休眠口座活用の動きがついに本格化 | Kobayashi Blogでも紹介しましたが、その本格的なスタートの第一歩目としてのフォーラムです。

コーディネーターが日本ファンドレイジング協会の鵜尾正隆さんで、パネリストが認定NPO法人フローレンスの駒崎弘樹さん・京都地域創造基金の深尾昌峰さん・自民党の山本ともひろさん・公明党の谷合正明さん・民主党の岸本周平 さん・柿沢未途さんというメンバーでした。(続きを読む

2月25日ブログ

三菱UFJの休眠口座情報紛失事件から思うこと(駒崎弘樹ウェブサイト)

休眠預金に関する記事が掲載されましたので、転載します。

昨日、以下のような報道がありました。
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休眠口座情報、2万件紛失...三菱東京UFJ銀
http://bit.ly/1c0V1sb

三菱東京UFJ銀行が、10年以上にわたって出し入れのない「休眠預金」の口座情報2万1500件分を紛失したことが23日、わかった。

 休眠預金は、自民・公明両党が福祉や教育分野への民間支援に活用する方針を固めており、預金者の問い合わせが今後増えるのは確実で、銀行側は管理を徹底する必要がある。

 三菱東京UFJ銀は、休眠預金の氏名や口座番号、残高などの口座情報を、データベースから書類に移して保管している。ところが、約90支店で一部の書類がなくなっていることが行内調査で判明した。例えば100枚単位で保管している書類の数枚が足りないなどの事例があった。これまで書類を悪用されたとの情報はなく、外部に流出した可能性は低いとみている。

(2014年2月24日07時24分  読売新聞)
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とあります。

この事件は、「休眠口座の公的管理の必要性」を世に知らしめる出来事だったのではないでしょうか・・・(続きを読む

2月03日ブログ

「休眠預金問題の核心」―銀行協会の嘘を暴く―(笹川陽平ブログ)

休眠口座国民会議 呼びかけ人の笹川陽平氏のブログにおいて、休眠口座に係る記事が掲載されましたので転載いたします。

10年以上取引のない休眠預金問題について、再三発言してきた。自民党内でもようやく議論が進み、今通常国会での法案成立に向け努力されているようで歓迎したい。

しかし、新聞報道だけで判断すると、われわれ休眠預金に関心を持つ者からの事情聴取結果や超党派の議員連盟の意向とは別に、休眠担当の自民党議員と銀行協会の間で大筋の事前了解がなされているようにさえ見える。

1月21日付の日経新聞朝刊は、この問題を「休眠預金を公的事業に」、「与党が議員立法へ」、「銀行も容認姿勢へ」の見出しで8段扱いで掲載。「与党側は過去の口座に遡って適用しない方針で基本合意」、「預金者からの申し出があればいつでも返還する点も確認した」、「制度を受け入れやすくするための措置がそろってきたとの判断から、銀行業界は容認姿勢に転じた」とした上、「与党の素案によると、金融機関の休眠預金を移す方法としては金融機関に一定の手数料を払った上で国の預保保険機構に移管する案が有力だ」と報じている。

筆者は休眠口座に関し、銀行が雑収入として処理してきた過去分の扱いや人口1億2700万人の日本において何故、12億(信用組合やJAバンクも含む)もの口座があるのか、かねて、その問題点を指摘してきた・・・(続きを読む

2月12日ピックアップブログ

シンポジウムご報告

1月31日に行ったシンポジウム「休眠口座が日本の未来を創る ~ノーベル賞受賞者ユヌス博士を迎えて~」では、ユヌス博士の力強いスピーチや、与野党3議員の法整備に向けた前向きな姿勢により、大いに盛り上がりました!
詳細は日本財団のブログをご覧ください。


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