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休眠口座トピックス

10月26日雑誌

『公益法人』 2016年10月号  特集 「緊急座談会 休眠預金活用法の成立に向けて」 

公益法人協会が発行する雑誌『公益法人』2016年10月号の特集として、休眠預金の活用についての緊急座談会の模様が取り上げられています。休眠預金活用法案の成立をめざしている様々な立場の5名が参加し行なわれた休眠預金の活用についての質疑応答、意見交換の様子が掲載されています。是非ご覧ください。http://www.kohokyo.or.jp/kohokyo-weblog/topics/2016/10/_29_1.html

10月26日新聞

年間1300万口座、約850億円発生、法案の行方注目 休眠預金活用に最大限の協力を(産経新聞)

9月27日の産経新聞に休眠預金に関する記事が掲載されましたので転載いたします。http://www.sankei.com/column/news/160927/clm1609270009-n1.html

12月14日ピックアップ新聞

休眠預金の使い道議論 塩崎厚労相法案化へ趣旨説明(愛媛新聞 朝刊)

12月12日に愛媛で行われました休眠預金意見交換会の記事が掲載されました。(12月13日愛媛新聞 朝刊)

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12月14日ピックアップブログ新聞

休眠預金全国キャラバンIN愛媛の概要報告

2月12日(土) 愛媛県松山市で休眠預金全国キャラバンIN愛媛が開催されました。
この、四国初開催のキャラバンでは、議員連盟会長の塩崎 恭久 議員にご参加いただき、地域の団体から えひめのつばさの森山副理事長、ワークライフ・コラボの堀田理事長、えひめリソースセンターの泉谷理事長にコメンテイターとしてご参加いただき、東京からも休眠口座国民会議から駒崎弘樹、鵜尾雅隆の2名が参加して、50名の方たちと意見交換を行いました。

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地域の皆様からたくさんの意見がありました
「松山ではサービス業が多く、残業や不規則な勤務時間のことがあり、子育てしながら女性が働くとが難しい傾向がある」
「長期欠席になっている子どもたちへの支援が行政では手が回っていないがNPOではテキストも買ってあげられない現状がある」
「地域の困っている人を支えるインフラのニーズとともに、社会理解を啓発することも重要。そうしたことにも活かせるといい」
「社会の課題というと大仰に感じる人がいるが、本当に半径3メートルの中に課題はある。そこで一人ひとりが行動するきっかけになるようなことが重要」
といった現場の課題や期待についてのお話や、
「NPO自身が成果や情報公開を求められてるという認識を持つ必要がある」
「成果評価が難しい分野もある」
「資金分配団体の透明性が非常に重要。特定の団体が受け皿になるとき、そこだけではなく、地域の様々なプレイヤーが協議体をつくってみんなで支援先を考えていくことが大切」
「行政にある中央政府ー地方政府ー現場という流れに組み込まれない形、別ラインとすることが大切」
「助成だけではなく融資にも活かせるようにするべき」
「どのNPOを支援するべきかの判断が難しい。あらかじめ団体登録をして、一定水準以上のことがきているとこに支援するといいのではないか」
「現場団体の経営支援のために中間支援の団体に経費が認められるようになるといいのでは。そのことを通じて、自立するNPOを生み出すことが大切だ」
「成果を出すための人件費等のコストを見ることもできるようにしてほしい」
といった仕組みに関するご意見もありました。

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塩崎議員からも様々なご意見にコメントしつつ、次のような要旨でのご発言がありました。
「休眠預金の活用をするに際して、実際に現場で活用するためにいろいろと詳細を詰めていったり試行錯誤があるかもしれないが、ここで動き出さないと、この資金はずっと銀行の利益のままになる。行政としても様々な社会課題の解決の方策を考え、実行していくが、どうしても時間がかかるし、ここで考える複数年の支援や革新的な支援はしにくい。また、どうしても画一的だったり、予算がすごくかかったりする。NPO等はそこの迅速性や柔軟性が期待されている。そこでいい活動成果がでれば、行政がそれを後追いで予算をつけやすくなるということもある。この資金の活用に際しても、個別の案件の選定には行政はからまず、基本方針やチェック、監査等をっかりやって、民間の創意工夫で活かしていくことが大切だ。指定活用団体等の運営はスリムにしながらも、運用等でマネジメントの経費を出していくことも考えている。今回みなさんのご意見をうかがって、これから法案成立、審議会での検討と詳細設計をしていくうえでとても参考になった。」

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終了後も意見交換があちこちで続き、「新しい仕組みの可能性にわくわくした」「自分たちの活動を今一度見直さなければならないと感じた」「この機会を活かして、もっと多くの企業や行政との連携での課題解決を促進させる必要を感じた」「今からいい資金活用団体の在り方を検討したり、モデルケースとなる評価事業を先行で実施したい」といった声がありました。

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12月11日ピックアップブログ

休眠預金全国キャラバンIN東京の概要報告

12月11日、衆議院第一議員会館国際会議場で
休眠預金全国キャラバンIN東京を開催しました。

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約100名の方が参加し、大変な熱気の中での意見交換会となりました。
超党派議員連盟側からは山本ともひろ議員、坂井学議員(自民)、
岸本周平議員、荒井聰議員(民主)、岡本光成議員(公明)、柿沢未途議員(維新)
にご参加いただき、最初に法案の趣旨説明をいただきました。
休眠預金活用推進議員連盟HPにある法案概要説明はこちら→http://www.kyuminyokin.net/
「休眠預金の社会的活用は行政改革の最たるものだと思っている」
「補助金適正化法を適用させると厳しくはできる。しかし、それでは行政の補助金と同じで
 革新的な解決策は決して生まれない。私契約的発想での厳しい管理はできる」
「社会的リターンを意識した成果に着目した活かし方をすることが大切」
「国家予算40兆円が60歳以上に振り分けられており、30代以下には5兆円程度。
このギャップを未来のために埋めるために、あらゆることをやることが必要」
といった点の説明がありました。

これを受けて、
 京都地域創造基金の深尾理事長、早瀬日本NPOセンター代表理事、
 大西自立生活サポートセンター・もやい理事長
 渡辺キッズドア代表理事 がコメントや質問をしました

「自助と共助の間に落ちている人が増えている。DVもひきこもりも、かつては
家庭の問題だった。そこに対応する社会的な技術の積み重ねがない」
「業界として成果を出していけるのかということが問われている。NPOを支援する
活動を支援するということではなく、課題解決を支援するということだ」
「地域でこの資金をてこにレバレッジを聞かせて、寄付を集めていけるかが問われている
補助金的でない活かし方も含めて、大きくは自治のあり方、国の在り方を変えていける
ような機会にしないといけない。」
「地方銀行の休眠預金はその地域での課題解決に活かすといった連動性を設けることは
できないか」
「法案では使い途の幅がせまくみえる。現場で一定の柔軟性を担保する形をとることが大切」
「ガバナンスが大切で、特に資金分配団体に関する規定はどうきまっていくのか」
「公的な制度では届かなところ、企業がやるにはリスクが高いとこがある。どうしても行政支援は
課題の発生に対してタイムラグが生じてしまう。」
「子どもの貧困の状況は待ったなしであり、女性は人生における離婚等のリスクを考えると
子どもがもてない。200万人の年間出生が半分になった。これが50万になったらもういきなり
もどれない。すでに社会システムは壊れてきている。税金の活用も必要だが、その変化を
待てない状況」
「これはNPO自身が覚悟と成果を問われている。我々自身が意識を変えて準備して望まないといけない」

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会場からも次のような意見がありました。
「この契機に寄付を伸ばす取り組みやNPO等の情報開示を進めることも必要」
「休眠預金の定義は法人の預金も含めるのか」
「指定活用団体、資金分配団体の選定を透明性を持たせることが大切」
「パブリックコメントの結果はどうだったのか知りたい」
「NPOは信頼性がまだ不十分だと社会から思われているからこそ、ガバナンスが重要」
「アウトカム評価、減点主義でない評価を行っていくことが大切」
「複数年度助成、革新的な手法の開発、民間の創意工夫を活かす、という法案の文言を
実際に担保するためにはどうするつもりなのか」

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上記のようなコメントや問いかけについて議員連盟の方々からひとつひとつお答えいただき
ました。要旨としては次のようになります

「ガバナンスや選定の透明性の確保は非常に重要。法案成立後には内閣府に審議会を設置し
法案や国会審議を通じて質問や答弁で確定した「立法趣旨」を踏まえて審議会で詳細を検討
してもらい、その諮問を受けて内閣府え基本方針等を策定する。その際に方向性がずれることが
無いよう、議員連盟としてもチェック機関として動くつもり。そこでさらに資金分配団体の詳細や
運営管理についても決めていく。そこで創意工夫を活かしたことがやりやすい形をつくりたい。」
「革新的な手法にお金をつけることも、複数年度の助成も行政府では踏み込めない領域。それだけに
ここを突破口にそうした行政のやり方も今後変えていければいい。」
「休眠預金の定義は個人も法人も10年以上放置した預金。これは今銀行の利益になっており、
この法案が実現しなければ、それは銀行の利益のままであるということだ。法案が実現すれば
そこからさらに修正することもできる。5年後に見直すという条項も加わっている。このお金を国庫に
入れたい人はたくさんいる。」
「分野の領域については、大変悩みながら3つの領域を示した。そうしなければ無制限に対象が広がって
しまうからだ。しかし、実際に運用しながら柔軟に変えていける余地はあると考えている」
「パブリックコメントは、批判が多いかと思っていたら、前向きなコメントが多かった。」
「寄付を伸ばすことや、この法案の実現の過程で、NPOセクター自身がさらに進化することができると
すれば素晴らしいし、そういう覚悟のある団体にこそ活かしてほしい」

最後に、議員連盟の皆様からは「国会議員として、大変取り組みがいのある法案だと思っている。
選挙等で議員連盟の顔ぶれも変わる恐れもあるので、なんとしても次期国会で成立を目指したい。
みなさんのお力添えをお願いしたい」という趣旨のご発言もありました。

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11月25日ピックアップブログ

休眠預金を活かして日本の新しい未来を創造するための意見交換会開催のご案内 in 東京【12月11日(金)】


┏━・‥...━━━━━━━━━━━━━━◆ 
┃休眠預金を活かして日本の新しい未来を創造するための意見交換会開催のご案内
┃in 東京【12月11日(金)】
┗━・‥...━━━━━━━━━━━━━━◆

休眠預金活用法案は、超党派議連等での検討が進み、次回の通常国会での法案審議が期待されています。
そこで、議員連盟の議員の方々から直接法案の内容や考え方を共有いただく
機会を設けることにしました。

当日は、参加者の方々と意見交換を行うとともに、この法案を通じて
社会課題をどのように解決するのか等について、現場で課題解決に
取り組むNPO、公益法人、企業やこうした取り組みを資金的に
応援する財団等と議論できればと思います。

今まさに、ここで意見を伝えることによって、よりよい法案ができます。
ぜひ、NPO、民間公益活動業界をあげて、国民的議論を盛り上げましょう。


【開催概要】
 ●主催:休眠口座国民会議
 ●内容:
    ・法案要旨説明
    ・休眠預金を活かした社会課題の解決について
      コメンテイタートーク 
      会場ディスカッション・質疑
 ●参加費:無料

<東京開催:12月11(金)>

 ●平成27年12月11日(金)13時半-15時半(受付開始:13時)
 ●会場:衆議院第一議員会館 国際会議室(東京都千代田区永田町2丁目2−1)
     http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/kokkaimap.htm
 ●申し込みフォーム:http://goo.gl/forms/ORceEDAwhW
 ●定員:100名程度
 ●登壇予定者:
  坂井 学 議員(休眠預金活用推進議員連盟 幹事・自民党)
  山本 朋広 議員(休眠預金活用推進議員連盟・自民党)
  岸本 周平 議員(休眠預金活用推進議員連盟・民主党)
  柿沢 未途 議員(休眠預金活用推進議員連盟・維新の党)
  大西 連(認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい)
  渡辺 由美子NPO法人キッズドア)
  早瀬 昇(認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター)
  深尾 昌峰(京都地域創造基金)  
  鵜尾 雅隆(特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会・休眠口座国民会議)
  駒崎 弘樹(認定NPO法人フローレンス・休眠口座国民会議)

11月25日ピックアップブログ

休眠預金を活かして日本の新しい未来を創造するための意見交換会開催のご案内 in 愛媛【12月12日(土)】


┏━・‥...━━━━━━━━━━━━━━◆ 
┃休眠預金を活かして日本の新しい未来を創造するための意見交換会開催のご案内
┃in 愛媛【12月12日(土)】
┗━・‥...━━━━━━━━━━━━━━◆

休眠預金活用法案は、超党派議連等での検討が進み、次回の通常国会での法案審議が期待されています。
そこで、議員連盟の議員の方々から直接法案の内容や考え方を共有いただく
機会を設けることにしました。

当日は、参加者の方々と意見交換を行うとともに、この法案を通じて
社会課題をどのように解決するのか等について、現場で課題解決に
取り組むNPO、公益法人、企業やこうした取り組みを資金的に
応援する財団等と議論できればと思います。

今まさに、ここで意見を伝えることによって、よりよい法案ができます。
ぜひ、NPO、民間公益活動業界をあげて、国民的議論を盛り上げましょう。


【開催概要】
 ●主催:休眠口座国民会議
 ●内容:
    ・法案要旨説明
    ・休眠預金を活かした社会課題の解決について
      コメンテイタートーク 
      会場ディスカッション・質疑
 ●参加費:無料

<愛媛開催:12月12日(土)>

 ●平成27年12月12日(土)10時-12時(受付開始:9時半)
 ●会場:コムズ5階 会議室5(松山市三番町6丁目4−20)
 ●申し込みフォーム:http://goo.gl/forms/cGcVYx8wAl
 ●定員:40名程度
 ●登壇予定者:
  塩崎 恭久 議員(休眠預金活用推進議員連盟 会長)
  森山 希(えひめ心のつばさ)
  堀田真奈(NPO法人ワークライフ・コラボ)
  泉谷昇(NPO法人えひめリソースセンター、NPO法人いよココロザシ大学)
  鵜尾 雅隆(特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会・休眠口座国民会議)
  駒崎 弘樹(認定NPO法人フローレンス・休眠口座国民会議)

10月31日ピックアップ新聞

休眠預金活用策は 仙台地域課題解決へ懇親会 (河北新報)

10月30日の河北新報に仙台で行われました休眠預金意見交換会の記事が掲載されました。

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10月29日ピックアップブログ

仙台キャラバン開催。復興支援や経営支援のニーズ等について意見交換

10月29日(木)、宮城県仙台市で全国キャラバンを開催しました。
議員連盟からは神奈川から坂井学議員(自民党)が遠路かけつけてくださり、宮城県選出の中野正志議員(次世代の党)もご参加いただき、地域のNPOや行政の方、メディアの方など
にご参加いただいて意見交換を行いました。
地域側からは、次の4人の方から、期待、意見、課題、等についてお話をいただき、
       大久保 朝江((特活)杜の伝言板ゆるる 代表理事 )
  立岡 学  ((特活)ワンファミリー仙台 理事長) 
  門馬 優  ((特活)TEDIC 代表理事 )
  鈴木祐司  (地域創造基金さなぶり 専務理事・事務局長)

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そのあと会場とのやり取りをいたしました。

期待としては、
  • 行政支援の狭間にある人たちにの支援に使えるようになるのがいい。
  • 現場団体の経営支援にもいかせたり、地域の専門家人材の巻き込みにも活用できるといい。
  • こどもの状況などを団体が連携して、ニーズの調査研究や、実証的なプロジェクトにチャレンジして、成果を検証できるようにしてほしい。
  • 災害支援や高齢者支援にいかせるようにしてほしい。
  • 事務費、間接費等のオーバーヘッドにも使えるようにしてほしい。
といった声がありました。


「災害のような緊急性の高いときには、対応が間に合うかは分からないが
復興支援や高齢者等も「困難な課題に直面している人」「地域活性化」でかなり読める。NPO法の18分野といったことも最初は考えたのだが、実際の範囲としてはあらゆるものが含まれ、きわめて広くなってしまうことから、まず3つの領域を示している。法案には「5年後に見直す」という規定もあり、やりながら見直しは考えたい。
その他の指摘のことも想定のなかで排除していないので、できるようにしていきたい。事務費については他にもそういう要望もあり、理解している。預金者目線もあるので、どの程度までというところが、今後、いろんな専門家の皆さんで審議会等で検討していただきたいと考えている」との説明がありました。

課題点や質問として
  • なぜ一般財団と法案に記載されていて、公益財団で無いのか
  • 資金分配団体にきちんと地域を理解している人が理事に入っているといった、資金分配団体の詳細の規定はどう定めるのか
  • 通常の補助金がひとつ増えるのとどう違うのか
等のご指摘もありました。


議員と国民会議側の説明として、

坂井議員から

「これらについては、これまでのしがらみのない、あたらしい団体を新設することを想定しているので一般財団という側面があること、法律上は、審議会の意見を踏まえて政府が基本方針を指定活用団体に指示することになっており、その中で利益相反や資金分配団体の規定も定めることを考えている」点の説明がありました。また、「通常の補助金と違う活かし方ができるかどうかがまさに重要なところである」ご説明もありました。

国民会議の方からの補足説明として、「法律上の用語としては公益財団であっても一般財団と表現することになっているので、公益認定をとることは排除されていない」こと、しかし「仮に一般財団のままであっても基本計画、理事の認可、立ち入り検査に罰則規定と、通常の公益認定等委員会より遥かに厳しい監督がある法人になること、他方で公益認定等委員会とこの法律に基づく審議会の両方がこの法人を監督するということになると違う監督指示がきたときに混乱する恐れを指摘する専門家もい」る点を説明しました。また、「通常の補助金はどの活動を支援するかの意思決定を行政がやっているが、この資金は行政が決めるのではなく、みなさん自身が関与して、地域で活動している人たちの声で使い道を決めていくことが最大の違いだ」というコメントをしました。

その他の印象的なコメントとして、
「この活用はもっと行政が主導するイメージを持っていたが、民間主導であるということが分かって大きな可能性を感じた」
「自分達自身も、この休眠預金を活かすにふさわしい団体になるようにもっと頑張って、成長しないといけないと感じた」

という声がありました。

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10月21日ピックアップブログ

全国キャラバン(大阪) 9県から参加

2015年10月19日に全国キャラパン(大阪)を開催しました。
大阪、兵庫、京都、滋賀、和歌山、三重、愛知、沖縄、東京などからNPO支援組織の方、
自治体の方、NPOなどの方、企業や金融機関の方たちなど多数お集まりいただきました。
市民基金神戸の江口事務局長の司会でスタートし、
冒頭 休眠預金活用推進議員連盟の岸本議員から法案要旨をご説明いただき、
国民会議の日本ファンドレイジング協会の鵜尾代表理事から経緯等を説明したのち、

関西地域で社会課題の解決に取り組む
・京都地域創造基金/全国コミュニティ財団協会 理事長 深尾さん
・トイボックス代表 白井さん
・Homedoor 代表  川口さん
の3人からまずコメントをいただいたうえで、
会場全体ともディスカッションをしました。

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岸本議員からは、法案の要綱や概要に基づく説明とともに、
「できるだけ柔軟に広く活用できるようにしていきたい。」
「今の行政の補助金のような、がちがちの管理にするのは簡単。でも、そうししてしまって
現場で使いにくくなっては意味がないので、そこをバランスに腐心して法案をつくっている。」
「複数年度にわたる助成等」、「革新的な手法の開発を促進する」、「成果目標に着目する」
といったことを法案に明記している例は過去にはないといった点も説明いただきました

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いくつもの貴重なご意見がありました。
いくつかをご紹介しますと
・社会課題野中には、どうしても受益者負担ができず、行政の支援もなく、でも、
それを自己責任だと放っておくとあとで社会全体として大変になってしまうようなことがたくさんある。
こうしたものに手当ができるとよい。しかし、行政が行うと、「公平性」の名のもとに、
現場では手が行き届かなくなる。

・この資金がしっかりとした成果を出すためには、資金だけではなく、経営支援的な要素も
組み込んで活かせるようにしたらよいのではないか。また、現状では現場のプレイヤーが
十分に育っていないので、今から担い手育成をもっと進める必要がある

・社会課題の中には、テーマ的に一般の関心を呼びにくく、民間のお金がでにくいものがある。
そうしたものにこうした資金がつき、社会の関心が沸き起こるようにできるといいのではないか

・レバレッジ(てこ)をきかせていくことが大切。この資金を呼び水にして、さらに人や資金を社会課題の
解決に巻き込んでいく発想が大切。また、NPOだけでなく、地域課題の解決には企業も重要な役割を
果している。

・成果評価をどうするかがむつかしい課題。ただ、これまで民間非営利セクターは、「自分たちの成果は
評価できるようなものではない」と逃げてきたのも事実。この機会に、自分たちが地域社会に生み出している
成果を、個々の団体だけではなくて、分野全体でとかでも示していけるように努力すべき。

・この休眠預金活用を補助金のようなものにせず、むしろ今後の補助金改革の呼び水となるようなものと
するという発想が必要なのではないか。

岸本議員からも、「今の状況をみると、決して状況は楽観できず、この法案の成立のためにはみなさんの
声が必要不可欠だ。どの党を応援するかではなく、「政策」の実現を応援してほしい」というしめくくりの
言葉もありました。
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終了後も、参加者/登壇者間の名刺交換やディスカッションが30分以上続き、大変熱のこもった
ディスカッションができました。

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